死亡後の様々な手続きについて

突然のことなので慌ててしまいがちな葬儀。ここでは亡くなってから葬儀実施までに決めるべきことを簡単にご紹介します。

項目 決定事項 注意点
安置場所 1)自宅か、式場か?
2)搬送業者は?
安置場所が決まっていない場合、葬儀社に安置場所を手配をお願いする必要があります。 近場の式場が空いていても、利益を優先させ自社式場へ搬送する葬儀社などがあるので注意しましょう。 また、搬送だけでも法外な料金を取られるケースもあるため、できるだけご安置場所と搬送の葬儀社は事前に決めておくのがよいでしょう。
搬送の手配 1)遺体の安置場所は?
2)搬送業者は?
トラブルになりやすいのは、葬儀社を決める前に病院提携の葬儀社に搬送を依頼したところその葬儀社の式場に搬送されてしまい、そのままそちらに葬儀を依頼をせざるをえないケース、 一旦搬送だけをお願いし別の葬儀社へ葬儀施行を依頼すると、搬送費用だけで法外な金額を請求されるケースがあります。
葬儀社の決定 1)遺族年金の受給には条件があるので、確認すること。
2)申請期限は死亡後5年以内。
お亡くなりになってしまうとどうしてもあわてて葬儀のことを決めなければと思いがち。ですが、故人を送り出すお葬式は、後悔しないよう、納得いくところを選びたいもの。 病院提携で搬送を依頼したところになし崩し的に依頼しないためにも、いざという時の前に葬儀社を選んでおく、あるいは、まずは搬送業者と安置場所だけを事前に確保しておく、というのがポイントです。
葬儀式場の決定 1)自宅等からの距離や、参列者等の交通の便
2)費用
3)火葬場への移動のしやすさ
公営の式場:自治体の公営式場は、比較的、民間式場より費用を抑えて実施が可能です。
好立地の式場:駅前等の立地は場所代も含め葬儀費用が高くなる可能性があります。
火葬場敷地内の式場:出棺時の霊柩車・マイクロバス等が不要なため、費用を抑えることが可能。
家族葬などの場合:人に知られるのを避けたい場合、自宅近くより火葬場併設の式場等を利用。
葬儀の日程 安置場所を確保したのち、親族の都合を確認して、式場・火葬場の予約をして日程が確定します。 火葬場や葬儀場が込み合っているケースもあるので、希望日程がある場合にはまず、葬儀社へ相談を。また、友引の日はお休みの火葬場が多いので、そちらも葬儀日を決定して知らせる前に確認を。
祭壇の種類 白木祭壇/花祭壇 かつては白木がメインでしたが、白木は繰り返し使用されるため、最近は都度施行する花祭壇が人気。
お棺の種類 天然木、合板、等 主流は合板のお棺。布を張ったお棺で色も数種類選べるケースも。価格は8万円前後のものが主流ですが、天然木使用や彫刻が施されたものは高価。
会葬者の人数予測 親族・友人・仕事関係・喪主親族の関係者 本人だけでなく、喪主及び親族の関係者がどれくらい会葬されるかの予測が必要です。
返礼品・料理 内容・数量 返礼品は大目に用意し終了後清算。料理は会葬者予測人数から用意する。追加の場合の費用を葬儀社に事前確認しておくこと。
葬儀費用 葬儀社費用、式場料、火葬費用、お布施など 葬儀の費用は、葬儀社へ支払う費用だけではなく式場料や火葬場での費用お布施を含みます。葬儀社との見積もり時に、全ての総額でいくらかかるか、必ず確認することが後々トラブルにならないコツです。
親族への連絡 - 万が一に備え連絡リストを用意。また、危篤の時点で連絡するのか、逝去後に連絡するのか分けて決めておくと、慌てずに済みます。
宗教者への連絡 - 菩提寺やお付き合いのある宗教者がいらっしゃる場合は、逝去のタイミングで連絡し、葬儀日程をお伝えしてお願いします。
親族の供花とりまとめ - 親族内での供花に関しては 喪主が注文を承り葬儀社へ報告。
喪服レンタル スタイル、数量、サイズ 親族内で喪服の確認を行い、数量やスタイルを葬儀社へ依頼。和装の場合着付けも依頼します。
知っておきたい葬儀の基礎知識

突然のことなので慌ててしまいがちな葬儀。ここでは亡くなってから葬儀実施までに決めるべきことを簡単にご紹介します。

項目 決定事項 注意点
安置場所 1)自宅か、式場か?
2)搬送業者は?
安置場所が決まっていない場合、葬儀社に安置場所を手配をお願いする必要があります。 近場の式場が空いていても、利益を優先させ自社式場へ搬送する葬儀社などがあるので注意しましょう。 また、搬送だけでも法外な料金を取られるケースもあるため、できるだけご安置場所と搬送の葬儀社は事前に決めておくのがよいでしょう。
搬送の手配 1)遺体の安置場所は?
2)搬送業者は?
トラブルになりやすいのは、葬儀社を決める前に病院提携の葬儀社に搬送を依頼したところその葬儀社の式場に搬送されてしまい、そのままそちらに葬儀を依頼をせざるをえないケース、 一旦搬送だけをお願いし別の葬儀社へ葬儀施行を依頼すると、搬送費用だけで法外な金額を請求されるケースがあります。
葬儀社の決定 1)遺族年金の受給には条件があるので、確認すること。
2)申請期限は死亡後5年以内。
お亡くなりになってしまうとどうしてもあわてて葬儀のことを決めなければと思いがち。ですが、故人を送り出すお葬式は、後悔しないよう、納得いくところを選びたいもの。 病院提携で搬送を依頼したところになし崩し的に依頼しないためにも、いざという時の前に葬儀社を選んでおく、あるいは、まずは搬送業者と安置場所だけを事前に確保しておく、というのがポイントです。
葬儀式場の決定 1)自宅等からの距離や、参列者等の交通の便
2)費用
3)火葬場への移動のしやすさ
公営の式場:自治体の公営式場は、比較的、民間式場より費用を抑えて実施が可能です。
好立地の式場:駅前等の立地は場所代も含め葬儀費用が高くなる可能性があります。
火葬場敷地内の式場:出棺時の霊柩車・マイクロバス等が不要なため、費用を抑えることが可能。
家族葬などの場合:人に知られるのを避けたい場合、自宅近くより火葬場併設の式場等を利用。
葬儀の日程 安置場所を確保したのち、親族の都合を確認して、式場・火葬場の予約をして日程が確定します。 火葬場や葬儀場が込み合っているケースもあるので、希望日程がある場合にはまず、葬儀社へ相談を。また、友引の日はお休みの火葬場が多いので、そちらも葬儀日を決定して知らせる前に確認を。
祭壇の種類 白木祭壇/花祭壇 かつては白木がメインでしたが、白木は繰り返し使用されるため、最近は都度施行する花祭壇が人気。
お棺の種類 天然木、合板、等 主流は合板のお棺。布を張ったお棺で色も数種類選べるケースも。価格は8万円前後のものが主流ですが、天然木使用や彫刻が施されたものは高価。
会葬者の人数予測 親族・友人・仕事関係・喪主親族の関係者 本人だけでなく、喪主及び親族の関係者がどれくらい会葬されるかの予測が必要です。
返礼品・料理 内容・数量 返礼品は大目に用意し終了後清算。料理は会葬者予測人数から用意する。追加の場合の費用を葬儀社に事前確認しておくこと。
葬儀費用 葬儀社費用、式場料、火葬費用、お布施など 葬儀の費用は、葬儀社へ支払う費用だけではなく式場料や火葬場での費用お布施を含みます。葬儀社との見積もり時に、全ての総額でいくらかかるか、必ず確認することが後々トラブルにならないコツです。
親族への連絡 - 万が一に備え連絡リストを用意。また、危篤の時点で連絡するのか、逝去後に連絡するのか分けて決めておくと、慌てずに済みます。
宗教者への連絡 - 菩提寺やお付き合いのある宗教者がいらっしゃる場合は、逝去のタイミングで連絡し、葬儀日程をお伝えしてお願いします。
親族の供花とりまとめ - 親族内での供花に関しては 喪主が注文を承り葬儀社へ報告。
喪服レンタル スタイル、数量、サイズ 親族内で喪服の確認を行い、数量やスタイルを葬儀社へ依頼。和装の場合着付けも依頼します。
料金を抑えるためのコツ

一般的に葬儀費用の相場は200~300万円といいます。決して小さな額ではありませんので、できるだけ安く抑えたいと考えるのは当然の心理。
ですが葬儀社のパンフレットやインターネット上の金額だけで選ぶのは非常に危険で、実際にはその倍以上かかった、等の声を多く聞きます。また、葬儀の意向は、故人や遺族によってそれぞれ。
表示上の価格に固執せず、何が必要で何があまり必要ではないかをまず分類してみるのが重要です。

ここでは葬儀費用を安く抑えるためのコツをいくつか紹介します。

  • 会葬者を絞る
    会葬者が多いほど、広い会場、料理代、返礼品代、香典返し等人数に比例して費用が掛かります。 また、様々な立場の人の会葬が予想されるので祭壇も相応のものの用意が必要となります。密葬や家族葬等であれば、それだけで費用はかなりの部分抑えることが可能になります。
  • 無宗教形式にする
    お墓がお寺にない、あるいは無宗教であれば、無宗教葬にするという選択肢があります。密葬を実施した後、偲ぶ会やお別れ会など形式に縛られない葬送セレモニー等を別途会場を借りて実施することができます。 お布施の平均相場が50万円程度と言われていますので、宗教者への謝礼がなくなる分、費用が抑えられます。
  • 単価を下げる
    一般的な葬儀の品目の中で割と調整しやすいのは、棺、祭壇、斎場使用料、飲食代、返礼品の費用です。それぞれの品目の単価を下げることで総額を下げることができます。 斎場は公営と民間の施設ではかなりの費用の違いがありますし、返礼品のグレードを1段階下げるなど、重要視しないもので調整するのがよいでしょう。
  • 生命保険の特約を利用する
    生命保険の特約で葬儀費用の一部を受け取れるという内容があります。費用を下げるのではなく、葬儀費用の補助という発想で利用するのも手です。 特約や約款をよく確認して、利用できるのであれば利用してみましょう。
  • 葬儀業者を事前に決めておく
    公正取引委員会の「葬儀サービスの取引実態に関する調査報告書」では、亡くなる前に葬儀社を選んでいたのは18.4%とのレポートが出ています。 いざというときは慌ててしまい、何も知識や情報がないまま病院提携の葬儀社にお願いし、言われるまま進めたら高額になったというのはよくある話です。 事前に情報を集め、納得のいく葬儀社を決めておくのも重要です。
安かろう悪かろうの葬儀は絶対ダメ

インターネット上で葬儀社のウェブサイトを見ていると、「一式○○円。追加費用なし!」など葬儀費用の安さをアピールしている葬儀社が多く見受けられます。 確かに安く済ませたいのは心情ですが、専門家の視点でみると「本当にそんな金額で施行できるの?」と不安になるような金額も多くあります。
葬儀はボランティアではありません。ご遺体を迎え、お通夜、お葬式と何人ものスタッフが付きっきりで心を尽くしてお葬式をすすめるもの。当然、相当の手間や細心の注意や心遣いが必要です。
「安さ」を売りにしている葬儀社は、果たしてそういった心遣いができているのでしょうか?流れ作業のようにお葬式をしている可能性も無きにしもあらず。
もちろん費用が高ければいいのではなく、本当に、いい葬儀社を選ぶことが必要です。

故人と本当に心のこもったお別れをしたいなら、安かろう、悪かろう、そんな葬儀はどうしても避けたいもの。価格だけにとらわれて葬儀社を選び、失敗、後悔がないようにしましょう。
ここでは、安かろう、悪かろうの葬儀とならないために、葬儀の考え方や注意点を紹介します。

  • 事前に葬儀の希望を決めておくこと
    納得のいく葬儀を行うには、優良な葬儀社選びが重要。葬儀社の良し悪しは費用や規模だけでは決まりません。まずは、葬儀社を探す前に家族・故人の希望を明確にしましょう。
    葬儀社が用意するプランは主に2タイプ。一つはすべての項目を網羅するお任せタイプ。もう1種類は必要最低限の内容にオプションで積み上げていくタイプ。
    いずれにせよ、依頼する側の希望が明確でないと、業者主導で業者の良いように進んでしまうことになります。
  • 事前相談を利用しよう
    葬儀社の中には事前相談が利用できる業者があります。密葬がよいのか、会葬者はどれくらいか、宗派はあるのか、予算はどの程度か等、事前に相談し、葬儀社から提案を受け、比較してみるのが良いでしょう。
    実際に話してみることで費用はもちろんのこと、ウェブサイトやパンフレットの情報との乖離やスタッフの雰囲気なども確認できます。
優良葬儀者選びのポイント

ここでは、本当に安心できる、後悔のない葬儀をするために、優良な葬儀社の選び方と、注意点について紹介します。まず、「安かろう悪かろうの葬儀は絶対ダメ!」でも紹介した以下2点を実行しましょう。

  • 事前に葬儀の希望を決めておく
  • 事前相談を利用しよう

さて、葬儀への希望や意向を明確にして、葬儀社の情報を取り寄せ、事前相談などを行ったら、葬儀社選びです。 まずは、感じを確かめるために、実際に複数社に電話をしたり対面で話してみるのが良いでしょう。会社の雰囲気やスタッフの対応を実感することができます。

どんなに事前に担当者に確認しても、自社施行でなければ、下請けや提携の会社が実際の葬儀を執り行い、その葬儀社の対応によって、不満足になることがあるので、必ず、自社施行の葬儀社を選びましょう。

ここでは、優良な葬儀社を選ぶためのチェックポイントをご紹介します。

  • 外注や提携社に頼むのではなく、自社施行で葬儀を行っているか?
  • 外注や提携社に頼むのではなく、自社施行で葬儀を行っているか?
  • 実店舗を持ち、営業を行っているか?
  • ホームページやパンフレットなどで利用者が情報が確認できるようになっているか?
  • 話や希望をきちんと聞いてくれ、質問や疑問にも丁寧に返答しているか?
  • 密葬や家族葬などの小規模の葬儀にも親身になって対応をしてくれるか?
  • 葬儀社側からの一方的な押しつけでなく、希望に応えた提案・見積かどうか?
  • 見積書が○○一式というような曖昧な記載になっていないか?
  • 見積書の内容を詳細までわかりやすく説明をしてくれるかどうか?
  • 相談する度に担当者が変わったりしないか?
  • 葬儀後のアフターサポートや手続きなどがあるか、しっかり説明してくれるか?

いざというときには慌ててしまい、諸々の確認が漏れがちになります。 日ごろから葬儀社に関わることは通常ありませんし、生前に葬儀の相談をすることには抵抗があると思いますが、 いざというときに納得のいく心のこもった葬儀を行うために、慌てずに情報を集め、本当に良い葬儀社を選びましょう。

葬儀の費用を徹底紹介

葬儀社からの見積もりを見るときに、また何を増やして、何を減らしたいのか検討する必要があります。

基本項目については何が含まれ、何が含まれていないのか、明確に確認すること、人数の増減についての対応を明確にすることが、後々トラブルにならないコツとなります。

ここでは、気になる葬儀費用の考え方について解説します。

項目 内容 備考
必要最低限基本項目 祭壇・棺・火葬費用 祭壇・棺から火葬費用、通夜料理、告別式料理、返礼品など、葬儀に必要なもの全て含まれている基本プランを、想定する参列者規模に応じて選択。
葬儀場使用料 葬儀場使用費用 希望の葬儀場を選びます。希望の地域・参列者人数・ご予算に応じて、最適な葬儀場を選ぶことが重要です。
人数調整が必要なもの 人数調整費用 葬儀社の用意するプランの対応人数は、10名、30名、50名など人数が固定されているもの。ですが、それぞれ、希望の参列者人数が異なるので、無駄がないように人数を調整が必要です。

例:5名分の料理と返礼品を減らしたい
3,150円×5名=-15,750円
オプション項目 宗教者紹介、喪服レンタル、料理のグレードアップなど 僧侶の紹介、お花を増やし、料理のグレードを上げたい、返礼品のグレードを下げたいなど、各項目の希望を調整。
謝礼 宗教者への謝礼など 宗教者をお願いした場合の謝礼。お布施など。
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